鬼は外! きょう3日節分【一関】

教室に現れた鬼を退治しようと紙玉を元気いっぱいに投げる一関幼稚園の園児

 3日は「節分」。暦の上では春を迎える立春の前日に豆をまくことで邪気を払い、福を招く意味がある。一関市字釣山の認定こども園一関幼稚園(千田智明園長、園児161人)では一足早く2日に豆まき行事が行われ、園児が泣き虫鬼や意地悪鬼など、自分の中の鬼を追い出そうと元気に豆をまいた。

 父母会代表の父親2人と千田園長が全身赤と青の鬼に扮(ふん)し、園児がいる教室を訪れる形で行われ、豆の代わりに紙を丸めて作った玉を使用。突然現れた鬼に驚いて泣き出す園児もいたが、みんなで「鬼は外」「外に出ていけ」などと大きな声を上げながら鬼に向かって何度も玉を投げ付けた。

© 岩手日日新聞社