田野畑の早採り生ワカメをブランド化 道の駅運営「思惟の風」

「極若芽」をアピールする道の駅たのはたの関係者

 田野畑村自慢の早採り生ワカメを食卓に-。道の駅たのはたを運営する一般社団法人思惟(しい)の風(佐々木菊三郎代表理事)は「極若芽(きわみわかめ)」を発売した。ブランド化の取り組みの一つで、えりすぐりを木箱に入れて高級感を演出。肉厚で歯応えがある旬の味を村外に広く発信し、漁業者の収入増や地域振興につなげる。

 早採りは、養殖中のワカメの成長を促すために間引きしたもの。極若芽は葉の長さが30~60センチ、茎は細めで、天然のメカブから採取した種で養殖したものかその2世と定める。シャキシャキした歯応えが特長で、さっとゆでて食べる「しゃぶしゃぶ」、みそ汁や酢の物もお薦めだ。

 商品は500グラムで、ワカメのみ(送料別5980円)とたれ付き(同6580円)の2種類を用意し、冷蔵で2日から発送する。今月の限定販売で、しけで収穫ができない場合は発送が遅れることがある。問い合わせは道の駅たのはた(0194.32.3555)へ。

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