思い出詰まった古着でファッションショー 神戸の高校生が環境問題啓発

服の大量廃棄によって起こる環境問題について考えてもらおうと、神戸の高校生が企画した古着のファッションショーが開かれました。

ランウエーを颯爽と歩く高校生。
彼女たちが身に付けているのは、新作のファッションではなく古着や思い出が詰まった服ばかりです。

このイベントは、兵庫県神戸市の松蔭高校の生徒が環境問題を啓発する「ブルーアースプロジェクト」の一環で開いたものです。

ブルーアースプロジェクトは、松蔭高校が16年前から取り組んでいて、これまでに全国200人以上の女子高校生が参加しました。

イベントでは古着の交換会も行われ、生徒たちは、国内で年間およそ100万トン、世界では3000億着が廃棄され、焼却の際大量のCO2が排出される「ファッションロス問題」を訴えました。

松蔭高校では、今後もブルーアースプロジェクトを通じて、環境問題について広く発信していくということです。

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