2日、吉林省長春市で行われた稼働式。（長春＝新華社記者/張建）
【新華社長春2月4日】中国の自動車大手、中国第一汽車集団と電気自動車（EV）を手がける比亜迪（BYD）が共同で設立した車載用電池会社「一汽弗迪新能源科技」が2日、吉林省長春市の工場で第1期の生産を始めた。
2日、一汽弗迪新能源科技の工場で働く作業員。（長春＝新華社記者/許暢）
工場は長春自動車経済技術開発区にあり、延べ床面積は34万平方メートル。最終的に45ギガワット時（GWh）の生産能力を確保する計画で、うち第1期の生産能力は15GWhとなる。生産する車載用電池はBYDが持つ最先端のブレードバッテリー技術を採用。一汽の高級車ブランド「紅旗」の新型純電気自動車（BEV）に搭載する。
2日、一汽弗迪新能源科技の工場。（長春＝新華社記者/許暢）
同省初の車載用電池工場で、総投資額は135億元（1元＝約21円）。年間でEV60万台分の需要を満たす計画を掲げており、同市の自動車部品産業の構造転換と高度化を力強く推進することが期待される。（記者/張建、王暁林）
2日、一汽弗迪新能源科技の工場。（長春＝新華社記者/許暢）
2日、一汽弗迪新能源科技の工場で働く作業員。（長春＝新華社記者/許暢）
