エンゼルスがまたもブルペン補強 右腕シスネロと1年契約を結ぶ

オフシーズンに入って積極的にリリーフ投手を獲得しているエンゼルスがまたもブルペン補強に動いた。日本時間2月4日、エンゼルスはタイガースからFAとなっていた右腕ホセ・シスネロと1年契約を結んだことを発表。MLB公式サイトでエンゼルスを担当するレット・ボリンガー記者によると、今回の契約でシスネロには175万ドルが保証されるという。なお、シスネロの加入に伴い、エンゼルスはロースターの40人枠を空けるために若手内野手のリバン・ソトをDFAとしたことを発表している。

現在34歳のシスネロはドミニカ共和国出身のリリーフ右腕。2013~14年にアストロズで合計33試合に登板したあと、メジャーの舞台から姿を消していたが、2019年にタイガースで5年ぶりとなるメジャー復帰を果たした。2021年は自己最多の67試合に登板して4勝4敗4セーブ、18ホールド、防御率3.65を記録。2022年は右肩痛で大きく出遅れたが、戦列復帰後は28試合で防御率1.08と安定したピッチングを見せた。しかし、昨季は63試合に登板して3勝4敗2セーブ、14ホールド、防御率5.31と成績が悪化。シーズン終了後にFAとなり、2月に入ってようやくエンゼルスとの1年契約が決まった。

今オフのエンゼルスは左腕アダム・コラレックと1年90万ドルで契約したのを皮切りに、右腕ルイス・ガルシアを1年425万ドル、右腕アダム・シンバーを1年165万ドル、右腕ザック・プリーサックを1年100万ドル、右腕ロバート・スティーブンソンを3年3300万ドル、左腕マット・ムーアを1年900万ドルで獲得。投手陣の立て直しに向け、他球団で活躍した実績のある投手をかき集めている。コラレックはすでにロースターの40人枠から外されているが、クローザーのカルロス・エステベスにこれらの新戦力を加え、ブルペンを形成することになるだろう。

DFAとなったソトはベネズエラ出身の23歳の内野手。2022年9月にメジャーデビューし、18試合で55打数22安打、打率.400をマークしたが、昨季はメジャーでの出場機会が4試合しかなかった。昨季マイナーではAA級とAAA級で合計110試合に出場し、打率.237、9本塁打、47打点、1盗塁、OPS.700を記録している。

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