大田原市で日本の伝統文化を楽しむイベントが開催 高校生が書道パフォーマンスなど披露

 日本の伝統文化を楽しもうというイベントが4日、大田原市で開かれ、地域の高校生による書道パフォーマンスなどが披露されました。

 大田原市の妙徳寺会館で開かれたこのイベントは「大田原せせらぎの舞実行委員会」が主催したもので、今年(2024年)で15回目です。書道パフォーマンスを行ったのは大田原女子高書道部の1年生と2年生の部員で、市内に工場がある資生堂の協力でメイクを施して臨みました。

 今回は大正から昭和にかけて活躍した大田原市出身の書道家「豊道春海に想いをよせて」をテーマに、パフォーマンスに挑みました。大胆で洗練された筆使い。一筆一筆に込められた想いが、躍動感あふれる芸術へと変化していきます。

 高校生による迫力の書道パフォーマンスに、訪れた観客たちから大きな拍手が贈られました。完成した書は、大田原市佐久山の春海の顕彰碑の前に飾られるということです。

© 株式会社とちぎテレビ