豪快なシュプール、ドローンで撮影 観光分野でのドローン活用の可能性探る 道が実証事業

小型無人機・ドローンの観光分野での活用を目指し、道はきょう、美唄の美唄国設スキー場で実証事業を行いました。事業は、北海道の主要産業の一つである観光分野でのドローンの活用の可能性や課題を探る狙いです。きょうはカメラを積んだドローン4機を使用。協力した地元のスキーヤーがフォーメーションを組んで5人一緒に滑ったり、雪煙を上げながら、ゲレンデに豪快なシュプールを描いたりする様子を上空から追いかけ撮影しました。撮影した動画は美唄市などに提供し、観光PRなどに活用してもらう考えです。

道デジタルトランスフォーメーション推進課・沖杏奈さん「天候に恵まれ、すごく北海道らしい絵が撮れたと思う。(道は)観光分野で北海道らしいドローンの活用を(企画している)。今までになかった新たな観光コンテンツの開発につなげていきたい」

道は今月10日には、札幌市内の八剣山ワイナリーで冬キャンプを楽しむ市民の様子をドローンで撮影する予定です。

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