「雪国列車」の暖かさを支える人々 中国黒竜江省

「雪国列車」の暖かさを支える人々 中国黒竜江省

1月31日、到着した乗客が荷物を降ろすのに手を貸すK7041号列車の乗務員。(漠河=新華社記者/張濤)

 【新華社漠河2月5日】中国で最も寒い地域を走る「雪国列車」として知られるK7041号列車は、黒竜江省の省都ハルビンから同省にある中国最北端の漠河まで走る。片道1196キロを17時間40分かけて運行し、途中14駅に停車。中国鉄路ハルビン局集団チチハル客運段が運行を担当する。

「雪国列車」の暖かさを支える人々 中国黒竜江省

1月31日、車内でくつろぐK7041号列車の乗客。(漠河=新華社記者/張濤)

 真冬は車外の気温が氷点下30度以下に下がる一方、車内は20度余りで、その差は50度以上。乗務員は温度差に打ち勝って列車の給水・給電を確保する必要があり、夜間巡回や清掃を担うだけでなく、車両の扉を守って車内温度を維持するなど、極寒を乗り越えて暖かさを守っている。

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1月31日、乗客が就寝した後、洗面所を掃除する乗務員の陳強(ちん・きょう)さん。(漠河=新華社記者/張濤)

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1月31日、K7041号列車の窓に張った氷を触る子ども。(漠河=新華社記者/張濤)

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1月31日、K7041号列車が到着した訥河駅で、駅での業務を行う乗務員。(漠河=新華社記者/張濤)

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1月31日、車内放送室で到着駅の情報をアナウンスする担当者の馬義(ば・ぎ)さん。(漠河=新華社記者/張濤)

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1月31日、K7041号列車の車内で本を読む乗客。(漠河=新華社記者/張濤)

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1月31日、塔河駅での下車を待つK7041号列車の乗客。(漠河=新華社記者/張濤)

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1月31日、K7041号列車の乗降口付近で、乗客が滑って転倒しないよう氷雪を取り除く乗務員。(漠河=新華社記者/張濤)

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1月30日、下車する乗客を手助けする列車長の牛瑞林(ぎゅう・ずいりん)さんと同僚。(漠河=新華社記者/張濤)

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1月30日、荷物用車両の物品数を確認する担当者の高韻良(こう・いんりょう)さん。(漠河=新華社記者/張濤)

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1月30日、乗客の食事を調理する高麗慧(こう・れいけい)さん。(漠河=新華社記者/張濤)

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1月30日、K7041号の給電車両で、計器を点検し夜間の電力供給を守る担当者。(漠河=新華社記者/張濤)

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1月31日、K7041号列車で歯磨きや顔洗いに行く準備をする乗客。(漠河=新華社記者/張濤)

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