移籍話のジエリンスキがCL登録外に…報復疑惑をナポリ会長否定! 「絶対に違う」

ナポリとの契約切れが迫るジエリンスキ。[写真:Getty Images]

ナポリが今後のチャンピオンズリーグ(CL)メンバーからポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキ(29)を除外した。

今季限りの契約を巡って延長の意思を示しておらず、このままフリー移籍が濃厚視されるジエリンスキ。契約期間があと半年を切ったタイミングで以前から囁かれるインテルの動きも本格化しているといわれる。

そんなジエリンスキを巡っては先日、CL決勝の登録メンバーから外れたとの報道が浮かび、注目の的に。イタリア『カルチョメルカート』によると、アウレリオ・ディ・ラウレンティス会長がその件に言及した。

「我々のせいではなく、UEFAが他の大会と比べて少なく制限していたり、様々な要素が重なってのことだというのを心に留めないといけない」

「何人かを獲得したことで、誰かを諦めないといけなかったのは残念だが、ジエリンスキもそうしないといけなかった」

「彼が何をチームにもたらしうるかはよくわかっている。一方で、来季に向けて代わりに誰を獲ったのかも認識すべきだ」

「彼らのプレーも見ていかないといけない」

また、「誰かしらがジエリンスキに対して何らかの悪意や報復行為ではと疑ってくる記事を読んだ。それは絶対に違う」と反論した。

「彼は人柄が良く、トップレベルの選手。だが、7月1日以降は我々のところからいなくなるし、去るのを考慮すると、選択できなかった」

そうした発言は4日に行われたセリエA第23節のヴェローナ戦に先立った会見でなされたとのことで、渦中のジエリンスキは試合でメンバー外だった。

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