バルサSDのデコ、チャビの電撃発表を語る「予想していなかった」「彼のフラストレーションも理解」

バルセロナのSDを務めるデコ氏[写真:Getty Images]

バルセロナのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるデコ氏が、チャビ・エルナンデス監督の退任発表は驚いたと語った。

チャビ監督は1月27日にラ・リーガ第22節でビジャレアル相手に3-5で惨敗。試合後に今シーズン限りでの退任を発表した。

驚きを与えた電撃的な退任発表だったが、デコ氏もスペイン『ラ・ヴァングアルディア』のインタビューで、予想外の出来事だったと明かした。

「私は予想していなかった。彼と毎日のように連絡を取り合っており、ヴィトール・ロッキの到着を数週間計画してきた。また、バルでの負傷により、冬に選手と契約できるかを決める。憶測が常に飛び交っていたが、考えたことはなかった」

「我々は次のシーズンに向けて話し合っており、そのために契約も更新された」

「会長も常に任期が終わるまで一緒に仕事がしたいと思っていた、チャビは当初から契約期間の短縮を望んでいた。彼は我々にこう言った。「勝てなかったら、続けることはないと思う』とね」

退団したいことは感じていたが、このタイミングだとは思っていなかったとのこと。「リーガで優勝することは望んでいない。我々が望んでいるのは、競争するということだった」とも語り、「チャビが評価されていないと感じるフラストレーションも理解していた」と決断をした友人の心情を慮った。

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