「雪の日はバスが釣れるらしいですが、本当でしょうか?」→プロに聞いてみた結果

関東では東京でも雪が降り、全国的に冬真っ只中! バス釣りハイシーズン中は「雨が降ったら釣れる説」により雨が降ったらガッカリする反面、釣果に期待して笑みが溢れる方も多いハズ。しかし、雪の日は釣果にどのような影響がでるのだろうか?

●文:ルアマガプラス編集部

質問に答えてくれるのはこのひと!

【Profile】

金森隆志(かなもり・たかし)

岸釣りを中心として活動を続けている超人気プロアングラー。レイドジャパン代表取締役社長でもある。

― [質問]雪の日はバスが釣れるらしいですが、本当でしょうか? 雪の日によく釣れたことなどはありますか?

雪が降ればなんでもかんでも喜ぶのは犬だけです。釣り人なら選びましょう(笑)。

個人的にはひとことで言えば、大好きでーす!

暑いと寒いなら寒い派(笑)。

週間天気で冬将軍が鼻息荒く暴れにくる、さらに雪予報ってなったら絶対に釣りに行きます!

急きょスタッドレスに履き替えてでも行きたい!

てぐらいに釣れますね。

ただし条件があります。

この天気を一番活かしやすいのは、水深があってクリアなフィールド、つまりリザーバーです。

水深があるようなフィールドで、水もそこそこきれいとなると、きつい低気圧、雪はかなりきつめの低気圧なので、この恩恵は非常にあやかりやすいです。

逆に平地の皿池、水深も最大2メートルあるなしで水もステイン、ちょい濁ってるかなぁという中途半端な環境だとただただ寒いだけです。

晴れた日の放射冷却程とはマイナスではないですけど、リザーバーほどの恩恵はあずかれない。

ひと言で低気圧、雪と言っても恩恵をあずかれるフィールド、あずかれないフィールドがあることは事実です。

オカッパリボートを問わず、リザーバーは雪予報になると冬でも動けている強い個体のフィーディングを意識する時間帯が長く、濃くなるので良いゲームができます。

真冬の某リザーバー釣行は毎年の恒例行事になってます(笑)。

もしくは河川。

ある程度の規模、全長、流れ、深さがあれば雪はプラスに転じやすいです。

最も相性が悪いのは、小規模で浅いため池になります。

雪に応じたフィールドを選べる土地にいるのであれば、選んで釣れば恩恵はあずかれます。

僕だったら即リザーバーに走るでしょう。

keep it 現場スピリッツ!


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