文理大付高に日本トイレ協会のユーモア賞 壁に新聞記事、時事問題への関心高める【大分県】

小便器の前に立ち、壁に張られた新聞記事を眺める男子生徒=佐伯市の日本文理大付属高

 【佐伯】気持ちの良いトイレ環境づくりを表彰する「2023年JTAトイレ賞」で、佐伯市の日本文理大付属高が取り組む「トイレNIE活動」がユーモア賞に選ばれた。

 一般社団法人日本トイレ協会(東京都)の主催。全国から30件の応募があった。

 同校の活動は報道委員会と新聞クラブが中心となり、昨年9月から3カ所の男子トイレの壁に新聞記事を掲示。小便器の前に立つと経済、社会、事件事故などさまざまな話題が目に入り、時事問題への関心が自然と高まる仕組み。

 1年の伊東叶希(かなき)さん(16)は「世の中の動きを知ることができ便利」と話した。 

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