中日経済界対話、東京で開催

中日経済界対話、東京で開催

5日、対話会の開始を前に、あいさつを交わす双方の代表者。(東京=新華社配信)

 【新華社東京2月6日】中国国際貿易促進委員会と日中経済協会が共催する中日経済界対話が5日、東京都内で開催された。両国の経済界の交流協力を強化するために懸け橋を築き、両国間の経済貿易協力を新たなレベルに引き上げることを趣旨としている。

 同委員会の任鴻斌(じん・こうひん)会長が中国企業の代表団を率いて出席し、日中経済協会からは進藤孝生会長のほか協会副会長、理事らが出席。中日経済界から100人以上が参加した。

 任氏は、中国がハイレベルの対外開放を揺るぎなく拡大し、引き続き市場化、法治化、国際化された一流のビジネス環境の構築を続けると表明。日本企業の対中投資拡大継続に歓迎の意を表すとともに、中国企業の代表団は今回の訪日で、日本の経済界との実務協力を強化することを心から期待すると述べた。委員会が第2回中国国際サプライチェーン(供給網)促進博覧会、2025年大阪・関西万博などのプラットフォームを通じて互恵・ウィンウィンの産業チェーン・サプライチェーンの構築を推進し、両国の経済貿易協力と民心の通い合いを促進することに期待を示した。

 進藤氏および野村ホールディングス、丸紅、阪和興業など日本企業のトップは、委員会との枠組み協力を引き続き深め、両国間の貿易・投資協力を促進し、中日間の実務協力に貢献していく意向を表明した。(記者/劉春燕)

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