2月5日夜、JR総武本線の都賀駅に停車した下りの快速列車がドアを開けずに発車し、乗客が乗り降りできないトラブルがありました。
JR東日本千葉支社によりますと、5日午後9時56分ごろ、JR総武本線の久里浜発、佐倉行きの下り快速列車が都賀駅に到着した際、車掌が駅のホームに積もった雪の影響で停止位置が分からなかったため、ドアを開けずにホームに降りて位置を確認しました。
その際、運転士がすでに乗客の乗り降りは終了したと思い込み、車掌を乗せずに電車を発車させたため、都賀駅では約50人が降車できなかったほか、1人が乗車できなかったということです。
これにより上りと下りあわせて3本に遅れが生じ、約830人に影響が出ました。
JR東日本千葉支社は「お客様に安心してご利用いただけるよう、再発防止に努めていく」とコメントしています。