春節控えにぎわう「中ロ双子都市」を訪ねて 黒竜江省黒河市

春節控えにぎわう「中ロ双子都市」を訪ねて 黒竜江省黒河市

 【新華社黒河2月6日】中国黒竜江省の黒河市にある中国(黒竜江)自由貿易試験区黒河片区(エリア)では春節(旧正月、今年は2月10日)を間近に控え、一部企業が増産に追われているほか、黒河水運口岸(通関地)には通関手続きを待つ乗客が列をなし、市内の屋外アイスリンクでは大勢の市民がスケートを楽しむなど、街には活気があふれている。

 黒河市は中国とロシアの国境に位置し、ロシア極東第3の都市、ブラゴベシチェンスクと黒竜江(アムール川)を挟んで向かい合うことから「中ロ双子都市」と呼ばれている。黒河市は昨年、文化・観光消費市場の回復加速に取り組み、貿易額は57%、一般公共予算収入は10.2%増加。都市や農村の常住住民1人当たり可処分所得も経済成長と共に増加している。(記者/謝剣飛、金地)

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