横浜市に「ゆめが丘ソラトス」が2024年7月開業 シネコン「109シネマズ」などテナント110店舗公開

相鉄グループの相鉄アーバンクリエイツと相鉄ビルマネジメントは2月6日、相鉄いずみ野線「ゆめが丘」駅前で建設中の大規模集客施設「ゆめが丘ソラトス」のテナント第1弾と開業時期を発表した。開業予定は2024年7月。施設は「ゆめが丘ソラトス1」と「ゆめが丘ソラトス2」に分かれ、「ゆめが丘ソラトス2」には家電量販店のヤマダデンキが出店する。

「ゆめが丘ソラトス」の外観イメージ(環状4号線側)

横浜市泉区内で最大規模の商業施設に

神奈川県横浜市泉区の南西部で進められている「泉ゆめが丘地区土地区画整理事業」の一環。地上3階建・地上1階建+屋上駐車場・立体駐車場棟の3棟構成で、街区面積は4万3000m2、延床面積は9万6800m2、店舗面積は4万2700m2。店舗数は10スクリーンの大型シネマコンプレックス(映画館)を含む約130店舗の予定で、今回、うち110店舗を発表した。

「ゆめが丘ソラトス」の館内イメージ

1階は食物販ゾーンと飲食ゾーンを中心としたフロア、2階は、ファッションやライフスタイルに関連する店舗を中心としたフロアとなり、3階は、シネマコンプレックス「109シネマズ」や、関東初出店となるアミューズメントパーク「ASOBLE」、全9店舗・約700席からなるフードコート「FOOD STATION」などで構成する。

独自の特徴として、屋上には、相模鉄道キャラクター「そうにゃん」をモチーフにした遊具を揃えた広場「そうにゃんぱーく」を展開。3階のフードコートの横には相鉄線の電車が眺められる「station view terrace(ステーション ビュー テラス)」を配置する。

遊具を揃えた広場「そうにゃんぱーく」を屋上に設置する

食物販・飲食ゾーンには「マクドナルド」「スターバックスコーヒー」「タリーズコーヒー」「カルディコーヒーファーム」「久世福商店」「ドンク/ミニワン」「ペッパーランチ」などの人気店舗が勢ぞろいする。フィンランド発の「Robert’s Coffee(ロバーツコーヒー)」、ハワイアンカフェ「Loco’s Moco’s」など、個性的な飲食店も揃う。また、地域交流体験スペースとしてシェアキッチン「Live Kitchen SORATOS(ライブ キッチン ソラトス)」、交流空間「SORATOS Room(ソラトスルーム)」も設ける。

「ゆめが丘ソラトス」に出店する主なテナント(一部)

ファッションやライフスタイル関連では、「無印良品」「ユニクロ」「ジーユー」「niko and ...」「ドットエスティ」「KEYUCA」「3COINS+plus」や、アウトドアグッズを取り扱う「WILD-1」などが出店する。

「ゆめが丘ソラトス」のロゴと周辺マップ。施設名は「ゆめが丘の広大な空」をイメージして名付けた

「ゆめが丘ソラトス」のアクセスは相鉄いずみ野線「ゆめが丘」駅からすぐ(駅直結)、横浜市営地下鉄ブルーライン「下飯田」駅から徒歩1分。横浜市の主要な幹線道路である、環状4号線に面しており、2023年3月に開業した相鉄・東急新横浜線を利用すると東京都心部からもアクセスしやすい。

2月6日に「ゆめが丘ソラトス」の特設サイト、「ゆめが丘のまちづくり」特設サイトもオープンした。出店店舗の詳細や今後のイベント情報は特設サイトや公式SNSで案内する。

© 株式会社BCN