神奈川県内、大雪で88人重軽傷 主要道路の一部で通行止め続く

横浜新道が通行止めとなった影響で、混雑する国道1号の上り線=6日午前8時すぎ、横浜市内

 「南岸低気圧」に伴う大雪で、神奈川県内では少なくとも88人が転倒するなどして重軽傷を負ったことが、神奈川新聞社の集計で分かった。横浜市によると、瀬谷区で10センチの積雪を記録。6千軒超で停電が起き、主要道路の一部で6日も通行止めが続くなど、降雪の影響が続いた。

 県内全域に発表されていた大雪警報は5日午後11時までに全て解除された。低気圧の通過時は荒れ模様となり、風が強まったほか、雷鳴も響いた。

 積雪のピークは横浜市中区が5日午後8時時点の4センチ、相模原市中央区が同日午後11時時点の7センチだった。横浜市によると、同日午後11時に二ツ橋公園(瀬谷区)で10センチを観測した。

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