関東は久しぶりの日差し　「春」はいつ来る？

きょうは、日本海側では雲が広がりやすく、雨や雪の所が多いでしょう。一方、北海道から四国の太平洋側は、おおむね晴れる見通しで、関東では久しぶりに日差しを感じられそうです。九州は南部でも雲が広がりやすく、昼前までは雨の所もあるでしょう。
さて、立春が過ぎ、「暦の上では春」になりました。「春」は広辞苑によると、草木の芽が「張る」、田畑を「墾(は)る」、気候の「晴る」などの意味から来ている言葉だそうです。私たちは便宜的に暦上の「春」を決めていますが、言葉の成り立ちを考えると、自然の変化を感じられて初めて「春が来た」と言うべきなのかもしれません。
みなさんは何を感じたら、「春が来た」と思いますか。私は花粉を感じたら「春が来た」と思ってしまいます。週末にかけて、太平洋側では晴れて、気温の高い日が多くなります。私にとっての本格的な「春」が襲来しそうなので、万全の対策をしたいと思います。

（気象予報士・岩堀 祐斗）

画像について：7日の天気予報。