「職務全うしたい」記者会見で盛山文科大臣

 盛山正仁文部科学大臣は6日の記者会見で旧統一教会(世界平和統一家庭連合)関係団体から推薦状を受け、総選挙で選挙支援を受けていたとの報道について「旧統一教会との関係は断っている。旧統一教会の解散命令請求の対応等に取組んでまいりたい」と強調し「今後も職務を全うしたい」と語った。

 盛山大臣は「選挙の際には様々な会合があり、当日に伺うものも多数あり、詳細を把握できているものではない。(旧統一教会関係団体の)集会についても事務所の資料などでも確認できていない。今回報道機関からの質問を受けて、改めて確認したが、先の選挙で当該団体に選挙支援を依頼した事実はなく、事務所に活動報告があったことも確認できなかった」と述べた。

 盛山大臣は「事務所の調査はすべてやったと思う」とも語った。また「(報道では)写真が出ているので(集会に)行っているということだと思うが、公示日の2日前で実質的に選挙戦に入っているというか、バタバタと色んな所に行っていたと思うので、今回ご指摘があるまで(集会が)あったことすら、あまり覚えていなかった」と関係性を否定。そのうえで旧統一教会の解散へ「粛々と対応していく」とした。(編集担当:森高龍二)

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