千葉県習志野市 パイプオルガン再設置 CFで判断

千葉県習志野市 パイプオルガン再設置 CFで判断

 千葉県習志野市の宮本泰介市長は2月7日、新たに整備する習志野文化ホールにパイプオルガンを再設置するかどうかクラウドファンディングで決める方針を示し、新年度当初予算案にそのための経費を計上しました。

 習志野文化ホールのパイプオルガンを巡っては、JR津田沼駅前の再開発で新しく整備する文化ホールに、移設して再設置するかどうか多額の費用がかかるということもあって市民の賛否が割れていました。

 このため、市は、再設置するかどうかをクラウドファンディングで決めることにしました。

 目標額は、再設置に必要な金額の1億5000万円に設定する予定で、「寄付の機運が高まる」年末に向けて行うとしています。

 そのための経費3700万円余りを新年度当初予算案に計上しました。

 宮本市長は、7日の記者会見で「お金が集まったら再設置する。目標額に達成できなければ、寄付者へ返金する。市民に委ねる面はある」と述べました。

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