年俸調停で選手側が次々に勝利を収める 2連敗スタートから5連勝

日本時間2月7日、年俸調停の結果が次々に発表され、テイラー・ウォード(エンゼルス)、オースティン・ヘイズ(オリオールズ)、マウリシオ・デュボン(アストロズ)、フィル・ビックフォード(メッツ)、ジェイコブ・ウェブ(オリオールズ)の5選手がいずれも勝利を収めた。今オフの年俸調停は、ジャズ・チザムJr.(マーリンズ)とホセ・スアレス(エンゼルス)がともに敗れ、球団側の2連勝スタートとなったものの、その後は選手側の主張が認められるケースが相次ぎ、選手側の5連勝となっている。

チザムJr.は290万ドルを希望していたが、球団側の主張が認められ、今季の年俸は262万5000ドルに決定。スアレスは135万ドルを希望していたが、球団側の主張が認められたため、今季の年俸は92万5000ドルとなった。このように、年俸交渉で合意に至らず調停に持ち込まれた場合、両者の中間を取ることはせず、どちらか一方の希望額が認められることになっている。

日本時間2月7日に年俸調停の結果が発表された5選手は、いずれも選手側の主張が認められる結果に。今季の年俸は、ウォードが480万ドル(球団提示430万ドル)、ヘイズが630万ドル(球団提示585万ドル)、デュボンが350万ドル(球団提示300万ドル)、ビックフォードが90万ドル(球団提示81万5000ドル)、ウェブが100万ドル(球団提示92万5000ドル)に決まった。

まだ11選手が今季の年俸について球団側との合意に至っておらず、年俸調停を控えている。11選手の希望額と球団側の提示額は以下の通り。

ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)選手側1990万ドル/球団側1805万ドル
J・D・デービス(ジャイアンツ)690万ドル/655万ドル
ルイス・アライズ(マーリンズ)1200万ドル/1060万ドル
タナー・スコット(マーリンズ)570万ドル/515万ドル
ライアン・オハーン(オリオールズ)380万ドル/320万ドル
アレック・ボーム(フィリーズ)400万ドル/340万ドル
アドリス・ガルシア(レンジャーズ)690万ドル/500万ドル
ハロルド・ラミレス(レイズ)430万ドル/380万ドル
ジェイソン・アダム(レイズ)325万ドル/270万ドル
ジョナサン・インディア(レッズ)400万ドル/320万ドル
ニック・ゴードン(ツインズ)125万ドル/90万ドル

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