【バンビシャス奈良】連敗ストップまであと一歩届かず

【バンビシャス奈良】連敗ストップまであと一歩届かず

2024年2月3日、4日、バンビシャス奈良は山形県総合運動公園で山形ワイヴァンズと対戦。

3日は79-91、4日は78-80で敗れた。

バンビシャス奈良 79-91 山形ワイヴァンズ(2024年2月3日)

©Bリーグ

1Q、中盤までは互いに点を取り合い競った展開となる。しかし、残り5分を切ったタイミングでシャキール・ハインズ選手が得点をあげると、そこから奈良が8点のランに成功し、試合をリードする。奈良の連続得点が止まった後も、石井峻平選手の3Pシュートなどでさらに点差を広げることに成功し、20-14で最初のクォーターを終える。

2Q、ハインズ選手の得点で点差を8点としたが、そこから山形に9点のランを許してしまい、逆転される。その後は、奈良が古牧昌也選手の3Pシュートやシェイク・ムボジ選手のゴール下での得点などにより連続得点に成功するも、再び山形に連続得点を許してしまう。終盤は、互いに点を取り合う展開となり、38-40でハーフタイムを迎える。

3Q、中盤までは競った展開が続いたが、奈良のシュートがなかなか入らない時間に山形が3Pシュートなどで得点を重ね、点差を10点とされる。その後、本多純平選手、林瑛司選手が得点するも、最後にターンオーバーから山形に連続得点を許してしまい、53-65で最終クォーターを迎える。

4Q、序盤には、キャメロン・ジャクソン選手のアシストから、石井選手、本多選手が3Pシュートを成功し、点差を1桁に戻す。ジャクソン選手がこのクォーターに10点をあげるなど気をはいたが、オフィシャルタイムアウト明けに3Pシュートを5本成功させた山形に追いつくことはできず、79-91で敗戦。

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小野秀二HCコメント

「人数が少ない中で、ディフェンスもオフェンスもいい形でできていたんですが、オフェンスで我々にとっていい状況、肝心なところで、内容の良くないミスをしてしまった。また、いいディフェンスをした後のディフェンスリバウンドを取れず、チーム山形にセカンドチャンスポイントを与えてしまった。ミスの数はそれほど多くはなかったのですが、ここ、というところでのミスが、負けにつながってしまいました。終盤ゾーンディフェンスを敷いた時に、3Pシュートを何本か入れられて、点差が開いてしまったのですが、それ以外は、選手たちは非常にがんばってくれたと思います。」

バンビシャス奈良 78-80 山形ワイヴァンズ(2024年2月4日)

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1Q、立ち上がりからムボジ選手がインサイドで得点を重ねる。柳川幹也選手のスティールからジャクソン選手のダンクでファストブレイクを成功させるなど、ディフェンスから流れをつくり、22-17とリードして終える。

2Q、ジャクソン選手とハインズ選手の得点でリードを保ったままオフィシャルタイムアウトを迎える。しかし、タイムアウトが明けると、山形の連続得点で逆転を許してしまう。タイムアウト以降の奈良の得点は、林選手がバンクショットと、ハインズ選手のアシストを受けてのバックショットの2本のみにとどまってしまい、37-38でハーフタイムを迎える。

3Q、中盤までは競った展開が続いたが、ハインズ選手の連続得点、古牧選手の3Pシュートなどで徐々に点差を広げていくと、最後はハインズ選手が3Pシュートを成功させ、60-53で最終クォーターへ。

4Q、序盤に奈良の得点がジャクソン選手のレイアップのみに抑えられてしまうと、山形に連続で3Pシュートを決められたところで、逆転を許してしまう。その後は終盤にかけて競った展開が続いたが、残り30秒を切ったタイミングで山形に5点差をつけられてしまう。最後はファウルゲームに持ち込むもあと一歩届かず、78-80で敗戦。

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小野秀二HCコメント

「昨日の反省をもとに、少ない人数ながら、ディフェンスでよりプレッシャーをかけて、昨日やられたイージーな失点を抑えることができていたので、ディフェンス面では選手たちはよくがんばってくれたと思います。オフェンスにおいては、うちが悪い時はいつもそうなのですが、相手の得点につながるミス、ターンオーバーをしてしまった。この部分が今日の一番の敗因だと思います。」

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