レンタカー「高級車乗り逃げ」横領容疑で男を再逮捕 店側「逃げることなく賠償の面の責任を取って」【長野・諏訪市】

去年、諏訪市のレンタカー店で借りた高級車1台を乗り逃げした横領の疑いで、県警は20歳の男を逮捕しました。
横領の疑いで逮捕されたのは、住居不定の自称飲食店従業員・苗村泰樹容疑者(20)です。
去年9月、諏訪市のレンタカー店で時価300万円相当の乗用車1台を借り、期限を過ぎても返却しなかった疑いが持たれています。
去年9月下旬ごろ、店には苗村容疑者から電話があったということです。

【録音された電話の音声】

■諏訪市のレンタカー店
「最初からうそをついてうちから持っていったんですかね」
■苗村容疑者
「そういうことになりますね」

フロント部分が大破した高級スポーツカー…苗村容疑者はこの借りた車に乗り大分県で事故を起こしていました。
今回の逮捕を受け、被害に遭った店は…

■被害に遭ったレンタカー店(諏訪市)のコメント
「レンタカー事業全体として悪質利用者に悩まされている事実があります。苗村容疑者については逃げることなく賠償の面についてはきちんと責任を取って頂きたい」

警察の調べに対し、「返すつもりだった」と容疑を一部否認しているということです。
苗村容疑者は去年都内で酒気帯び運転をして事故を起こしたとして逮捕・起訴されています。

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