家族ぐるみで親しい上司と、一線を越えました… 30代妻が堕ちた「社内不倫の沼」【前編】

尊敬できる上司と家族ぐるみのお付き合い

「以前、ある会社に5年ほど勤めていました。当時の直属の上司だった男性は、仕事ができて周囲からの信頼も厚く、とても尊敬できる人だったんです。上司とは住んでいる家が近かったので、飲み会などで帰りが遅くなるときは、途中まで一緒にタクシーで帰ることもありました。
また、自分の夫を連れて家にお邪魔して、ホームパーティに参加させてもらったことも。キレイな妻に可愛い子ども、さらには犬も飼っていて…まさに理想的な家庭といった印象でしたね。そうやって上司とは、家族ぐるみのお付き合いをさせてもらっていました」

職場内の雰囲気が少しずつ変わり…

「私と上司の親しい間柄に関して、職場内では何か言うような人はいませんでした。ただ、ある女性が中途採用で入社してきて、少しずつ状況が変わってしまったんです。女性は元気で明るいタイプでしたが、なんでも口に出して言ってしまうところがありました。
あるときその女性が、私と上司との関係について、“付き合ってるんですか?”と別の社員に聞いているのが耳に入ってきました。聞かれた社員は“ないない”といった反応でしたが…そこから少しずつ職場内の雰囲気が変わり、私たちの何気ないやり取りが注目を集めるようになってしまいました」

上司と距離を置く日々

「私と上司が付き合っているといった噂が流れ、私も周囲の視線が気になるようになりました。それまでは上司と自由に話せていたのに、抵抗を感じるようになってしまって…。仕方なく上司と距離を置き、業務的な会話しかしないように心がけていました。
すると、私のなかにも変化があらわれたんです。プライベートな話もしたいのに、それができない。そんなもどかしい状況が続いた結果、上司のことをより強く意識するようになってしまって。そんな状況の中、職場の飲み会があり、久しぶりに上司と一緒に帰ることになりました」

飲み会後のタクシーのなかで

「飲み会が終わった時間が遅く、“タクシーで帰ろう”と上司に言われました。私もお酒が入っていたため、“そうしましょう”と軽い気持ちで上司の誘いに乗ることに。
タクシーのなかで、久しぶりに上司とプライベートな話をしました。“最近、僕に対して冷たいね”と指摘を受けたので、“私たちの関係が噂になっている”と返したところ、上司は“知っている”と。さらに上司は、“噂になったことで逆に意識してしまっている”と、私の考えていたことと全く同じ内容を伝えてきたんです。
ドキドキする私に上司は、“好きなのかもしれない”と告げ、そのまま手を握ってきました。そして、カラダを寄せられて軽くキス。私がそれを受け入れると、上司はタクシーの運転手さんにホテルのある地域を告げました。そのままの流れで、私は上司との不倫に堕ちてしまったのです…」

“上司との不倫に堕ちた妻の告白”をご紹介しました。
職場に現れた新たな人物の影響により、保たれていた均衡が崩れてしまったようです。しかし、お互いに意識していたのは確かであり、いつ社内不倫に陥ってもおかしくない状況だったのかもしれません。

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