米大リーグの大谷翔平選手が全国の小学校に三つずつ寄贈したグラブが1月31日、南大東小中学校(沖縄県南大東村、仲間一史校長)に届いた。全校生徒約120人が集まる朝礼で、宮平美智子教育長から手渡された。合わせて、スポーツ用品の販売を手がける有限会社恒和(同村)や村教委、村体育協会から小学生用の軟式ボールも3ダース贈られた。
手に取った同小3年の我那覇公陽(こうや)さんは「遠い南大東まで届けてくれてありがとう」と感謝し、5年の知念翼さんは「早くキャッチボールがしたい」と笑顔だった。
6年の儀間結大(ゆうだい)さんは「大谷選手を超えられるよう、みんなで野球の練習に励みたい」と意気込んでいた。(沖山茂通信員)