旧統一「選挙で支援受けたことない」林官房長官

 盛山正仁文部科学大臣に続き、林芳正官房長官も旧統一教会(世界平和統一家庭連合)関係団体から総選挙に必勝祈願の千羽鶴を受け取る写真(21年9月6日、山口県で撮影)とともに「林官房長官も『旧統一教会』とズブズブだった」と週刊新潮が報じた。

 林官房長官は7日の記者会見で「地元政界関係者に確認したところ、21年9月に地元・山口の事務所で面会した相手が旧統一教会関連団体の関係者と思われることがわかった」と面会を認めた。

 そのうえで林官房長官は「多数ある面会の一つで、相手方がどういう方でどのような話をしたか現時点では定かでない。面会を調整した地元政界関係者は支援いただいた関係者から『林先生と面談する日程を調整してほしいと要望があり、林事務所と日時・場所の調整を行った』と承知している。私としては地元政界関係者との調整であったため面会したもの。旧統一教会関連団体関係者との認識はなかった」と述べ「選挙活動で支援や寄付を受けたこともない」と強調した。

 林官房長官は「旧統一教会との新たな関係が判明した場合にはそれぞれの政治家が説明責任を果たしていくべき」とした。(編集担当:森高龍二)

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