中国広東省の郵便・宅配便、2年連続で300億件超す

中国広東省の郵便・宅配便、2年連続で300億件超す

広東省広州市の空港で離陸を待つ、中国郵政航空の貨物機。(資料写真、広州=新華社配信)

 【新華社広州2月8日】中国の広東省郵政管理局がこのほど発表した2023年の郵便・宅配便の取扱量は364億7千万件となり、2年連続で300億件を超えた。売上高は前年比12.6%増の2826億6千万元(1元=約21円)で、全国の23.4%を占めた。

 取扱量が大幅に増えた背景には、整備が進む郵便・宅配体制がある。同局傘下の華南郵政航空ハブセンターや宅配大手の順豊控股(SFホールディング)順豊華南(広州)航空速達便中継輸送センターなどの重要拠点が相次いで稼働し、広州-深圳を中核とする粤港澳大湾区(広東省・香港・マカオビッグベイエリア)の国際郵便・宅配ハブクラスターの建設も着実に進んでいる。

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