ラトクリフ卿による大改革の一環…テン・ハグ監督の補強への“進言”を制限へ

テン・ハグ監督の補強への“進言”を制限へ[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドは、エリク・テン・ハグ監督の補強活動への関与を減らすようだ。イギリス『フットボール・インサイダー』が伝えている。

2022-23シーズン就任のテン・ハグ監督。就任早々から補強活動への“進言”を認められ、それらが反映された結果が教え子のFWアントニー、またMFメイソン・マウントだったが、両者の働きぶりは多額の投資に見合っていない。

この補強プロセスを問題視するのは、今季途中より共同オーナーに就任し、フットボール部門全般の責任者となったジム・ラトクリフ氏。来季もテン・ハグ監督が留任する場合、補強への進言を制限する方針を固めているという。

また、テン・ハグ監督を顧客に持つ代理店「SEG」は、指揮官の進言と同時にユナイテッドが補強において「とても頼りにしてきた」存在で、指揮官の息子であるナイジェル氏もアナリストとして勤務していたとのことだが、ラトクリフ氏はこれも精査。取引を減らすかもしれないようだ。

ラトクリフ氏は、宿敵マンチェスター・シティを束ねるシティ・フットボール・グループ(CFG)から最高執行責任者(COO)のオマル・ベラダ氏を引き抜き、ユナイテッドの最高経営責任者(CEO)に据えることに成功。本気の大改革を敢行中だ。

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