じょうてつバスも減便 札幌市内路線で平日51便、13日から 運転手不足で

バスの減便が止まりません。札幌のじょうてつは、運転手不足のため札幌市内を平日に運行する路線バス51便を今月13日から運休します。タクシー業界などに転職する運転手が増え、現行ダイヤでの運行維持に必要な運転手が30人ほど足りなくなったためです。運休するのはJR札幌駅や南区の真駒内地区と、川沿や石山、藤野地区などとを結ぶ51便です。

利用者①「便が少なくなると会社に行くのが早くなっちゃう」

利用者②「仕方ないですけれども、昼間は(便数が減ると)時間が空いちゃうので一本乗り遅れたら1時間(待ち)とかになるのはつらい」

期間は来月29日までですが、運転手不足解消のめどは立たっておらず、じょうてつは「今後さらに運休が増える可能性がある」としています。道内では北海道中央バスが去年12月、札幌圏で大規模な路線廃止や運休に踏み切ったほか、ジェイ・アール北海道バスも先月29日から札幌市内の路線バス4便を減便していて、運転手不足を理由にしたバスの減便や路線の廃止が相次いでいます。

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