“宿泊税”導入へ 浦安市が検討入り

“宿泊税”導入へ 浦安市が検討入り

 千葉県浦安市は、新たな財源として「宿泊税」の導入に向けた検討に入ります。

浦安市 内田悦嗣 市長
「先進地の事例を研究して、今後、宿泊税の導入を考えていく。安定的な財源、観光振興、観光に伴うインフラ整備に充てる財源としての確保を考えている」

 これは、浦安市の内田悦嗣市長が2月8日の記者会見で明らかにしました。

 東京ディズニーリゾートを抱える浦安市には多くの観光客らが訪れ、例えば、救急車の出動状況をみると、市外からの来訪者の利用も多いということです。

 そうした中、新たな財源として「宿泊税」の導入を検討するもので、観光振興や観光に伴うインフラ整備などに充てる考えです。

 導入の時期は未定としています。

 市は、宿泊税の導入に向け外部の検討委員会を設置することにし、そのための費用330万円を新年度予算案に盛り込みました。

 宿泊税をめぐっては、東京都や京都市などが既に導入していて、千葉県も導入に向けた検討を始めています。

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