千葉県船橋市の新年度当初予算案 一般会計2352億円 過去最大

千葉県船橋市の新年度当初予算案 一般会計2352億円 過去最大

 千葉県船橋市は2月8日、新年度2024年度の当初予算案を発表しました。
 一般会計の予算規模は2352億円で過去最大となりました。

 船橋市の新年度一般会計当初予算案は、総額が、前の年度を113億円5000万円上回る2352億5000万円で過去最大となりました。

 学校の体育館への空調整備や公民館の大規模改修など、大型事業のほか、国の給付事業の影響で膨らんだ格好です。

 主な新規事業としては、小学校と特別支援学校にはスクールアシスタント、中学校にはピアサポーターという不登校の児童生徒を学校内で支援する人員を新たに配置します。

 2025年2月に市内で開催されるプロバスケットボール「Bリーグ」のオールスターゲームに向け、「千葉ジェッツふなばし」と連携したイベントなどを開催する「プロ・企業スポーツ連携推進事業」にも取り組みます。

 また、市民からの要望を受け、保育所などに通う子どもの保育料を2人目は半額、3人目以降は無料にします。

 松戸徹市長は、「将来に向けていま進めなければならない事業に必要な予算をつけて積み上げた」と述べました。

 船橋市の新年度当初予算案は、2月13日に開会する市議会の定例会に提出され、審議されます。

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