「2月からこういうゴミが増える…」ゴミ清掃芸人が「危険」と呼びかけ。行政も「作業員の生命に関わる」

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「ゴミ清掃芸人」として知られるお笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一さんが2月9日、自身のX(@takizawa0914)を更新。「2月の半ばから増えるごみ」について発信しました。

ぬいぐるみやスプレー缶などが一緒の袋に

滝沢さんによると、引越しシーズンになると可燃ゴミや不燃ゴミなどの分別ができていないゴミ袋が出されるそうです。

投稿には、ぬいぐるみや紙袋、ライター、害虫用のスプレー缶などが一緒に入ったビニール袋の写真が添付されており、滝沢さんは「スプレー缶とライターが一緒に入り、引火すればぬいぐるみに火がつきます。清掃員がとても危ないので、引越しの時は計画的にごみを捨ててくださいね!」と呼びかけていました。

行政も注意喚起をしており、東京都江東区は「中身が残っているスプレー缶・カセットボンベ・使い捨てライターは、清掃車両や処理施設の火災の原因となり大変危険」と発信。

また、文京区によると、2022年5月19日、スプレー缶が原因とみられるゴミ収集車の車両火災が発生したといい、「スプレー缶・カセットボンベは、必ず中身を使い切って、穴をあけずに『資源の日』に出してください」「周囲への延焼の恐れや収集作業員の生命にもかかわるので正しく分別してください」と強く発信していました。

自治体によって分別のルールは様々です。事故が起きないように、必ず確認してからゴミを出すようにしましょう。

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