札幌の宿泊業界団体 宿泊税導入 道と札幌市に要望書

観光振興の安定的な財源として道や道内の自治体が導入を検討している宿泊税。札幌の宿泊業者による団体が道と札幌市に対して導入時期の再検討などを求める要望書を提出しました。

要望を行ったのは市内の宿泊業者が加盟している札幌ホテル旅館協同組合です。要望書では宿泊者数などがコロナ前の状態に回復していないことなどから導入時期を再検討することや、道と市で観光振興の役割分担を調整し使い道を明確にすることなどを求めました。

「使途や宿泊する客への説明も含めお願いしていきたい」(札幌ホテル旅館協同組合・橋本理事長)

道は現在、具体的な税額などを検討していて、札幌市は宿泊料金1人1泊5万円未満は200円、5万円以上は500円を徴収する案を示しています。

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