レンタル先で評価高めるスーレ、今夏はまずユベントス復帰 「それからどうするのか様子を見る」

レンタル移籍がうまくいっているスーレ[写真:Getty Images]

フロジノーネでプレーするU-20アルゼンチン代表FWマティアス・スーレ(20)が自らの将来について語った。イタリア『カルチョメルカート』が伝えた。

2020年1月にアルゼンチンからイタリアへと移り、ユベントスの下部組織に加わった左利きウインガーのスーレ。2021年10月にファーストチームデビューを果たすと、今シーズンはさらなる出場機会を求めてフロジノーネへレンタル移籍し、ここまで公式戦24試合10ゴール2アシストと修行先で着実に評価を高めている。

今冬は、スーレに狙いをつけたプレミアリーグのクラブが3500万ユーロ(約56億3000万円)のオファーをユベントスに送ったとも報じられた中、1月下旬にはサウジアラビアのアル・イテハドからもオファーが。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の取材に応じたスーレは、中東からの誘惑には悩まされなかったと明かしている。

「アル・イテハドからオファーが届いた時はちょっとびっくりしたけど、すぐに家族とその話をした。だけど、頭の中では何をすべきかすでにわかっていた。フロジノーネを助けるためにここにとどまることだ」

また、シーズン終了後の展望についてもコメント。何が起こるかはまだわからないと述べた。

「まずはユーベに戻らなければならない。それから彼らがどうするのか様子を見る」

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