【ダブル警報】新型コロナ1日推計2700人感染、インフルエンザは若い世代の感染目立つ 静岡県

新型コロナの感染拡大が続いています。9日発表された静岡県内の最新の感染状況。1月29日から2月4日までの定点医療機関当たりの感染者数は21.49人で、前の週の1.12倍となりました。1日平均でおよそ2700人、1週間でおよそ1万9000人が感染していると推測されています。

地域別で見ると「警報」は東・中・西、県内すべての地域に出されていて、保健所管内別では、東部、御殿場、富士、静岡市、中部に加え、新たに浜松市保健所管内が感染拡大警報レベルとなりました。

また、インフルエンザについても、定点医療機関当たりの感染者数が14.45人で(先週は14.19人)、前の週から1.02倍の増加となりました。県は6~14歳の若い世代の増加が目立っているとしています。

新たな変異株JN.1が県内でも確認され、第10波と言われている新型コロナと、依然として収まる兆しのないインフルエンザ。県内初のダブル警報となる中で、県はマスクの着用やワクチン接種などを呼びかけています。

© 静岡朝日テレビ