こんにちはキャンプ系YouTuberのFUKUです。2024年もどんなキャンプ道具たちが出てくるのか楽しみですが、早速、最新キャンプ道具4点を購入。なかなか面白そうなのでご紹介します。新しい機能性やデザインを持っていて、お手頃さも備えたキャンプ道具たちです。
※本記事にはプロモーションが含まれています。
【バンドック】TONGS(トングス) 税込1,780円
まず1つ目はバンドックの「BD406トングス」です。
かっこよくて使いやすい、バンドックらしいトング
ものすごくバンドックらしさが出ているような、デザインとカラーリングだと思います。
天然木のハンドルに、トング本体はステンレスブラックの焼き付け塗装がされていて非常に渋かっこいいトング。さらに黒い布製のケースも付属されています。
見た瞬間に「お、かっこいいじゃないか」と思わせてくれるようなデザインのトングです。
持った感じはそこまで重くない。
長さが240mmありますが、形状が細いのでそんなにずっしりした重みはありませんね。
バネの力は強めな感じ。どうしても先細タイプだと、しっかり掴めないんじゃないかという感じがすると思いますが、これは大丈夫。お肉等をしっかり掴める力は加わってると思います。
先端は滑り止め加工がされていて、そしてブラックの焼き付け塗装もかっこいいですよね。
何もしていないと先の方が5cm程度広がる形になっていますが、付属のケースに入れると先が閉じてスマートな形状になります。
簡単に取れないようにベルトで止めておける。ナイフのようなかっこよさを漂わせているトングですね。
ちなみにギアケースのナイフを入れるような場所にさすと、24cmなのでちょうどぴったりのサイズ感。
24cmってソロキャンプで考えると、程よい実用性とコンパクトさだと思います。
これより小さいものもいっぱいありますが、肉を掴んで食べる時はいいんだけど、焚き火の上に食材を置いたりするにはある程度リーチは欲しいところ。
このトングは本当に使いやすそうなサイズ感ですね。
ハンドルが握りやすく、持ってもすごくいいフィット感。また、当たる部分が木なので、温かみと柔らかさがあります。
親指のところは膨らんでいるので、つまみやすいというのもありますね。下に置いた時も先が地面につかずに清潔に保てます。
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こういう機能的なトングが増えていますが、押さえるべきところはちゃんと押さえつつ、かっこよく使いやすくと考えられてるような感じがします。
トングって脇役の部類だと思いますが、そこにこだわるというのも楽しいと思いますよ。
他のトングと比較
いくつかのトングと比較して見てみましょう。
●キャプテンスタッグ 折り畳みトング
これの利点は何と言っても収納時のコンパクト性でしょう。
カチっと広げると、今回のバンドックのトングほどではないけど、まあまあ実用的に使えるサイズになります。
掴んだ感じは強いですね。
先も結構太いし、コの字型に折り曲げられてるから強度も高い。
キャプテンスタッグの方がより強く掴めますが、逆に太いので細かい作業はちょっと難しいと思います。
ギザギザの形も粗いから小豆を1粒掴むなどはちょっと難しいと思うけど、バンドックの方はそういった細かい作業もこなせそうです。
●ダイソー トング
見た目の高級感は一目瞭然ですが、ただダイソーもそこまで柔くありません。
細いけどしっかり掴める。100均アイテムは実用性が高いものが増えましたよね。
●大きめトング
大きなトングは、大きなお肉でもガシっとつかめます。
ファミリーや大人数でキャンプするなら、こういうしっかりしたトングが向いてると思いますが、バンドックはやっぱりソロキャンプで渋くかっこよく肉を焼きたいなって思わせてくれるようなトングですね。
ポテチを1枚つまんでみましょう。
やはりこういうお菓子を掴むとか細かい作業がしやすいトングだと思います。
【ロゴス】ちょっとスモークするリッド 税込3,740円
続いてはロゴスの「ちょっとスモークするリッド」です。
いつでも気軽にスモークできる面白アイテム
なんだこのスモーカー!?って感じなんですけど、こういったマグカップに食材を入れてスモーカーにできちゃう蓋みたいです。
出してみると、ちょっと残念な傷が入ってましたが、本体は丈夫な琺瑯製のようですね。
真ん中の窪みにスモークチップを入れるようです。
こんなのでスモークできちゃうのかって不思議に思いますが、「ちょっとスモークするリッド」ということなのでマグやシェラカップで使うのも楽しそうですよね。
300mlぐらいの標準的なシェラカップに乗せてみると、ばっちり。
シェラカップだとあまり厚みのある食材は置けなさそうです。
ちょっとおつまみを置いて蓋するくらいならできそうだし、マグなら深さがあるのである程度の食材が入りそうですね。
チタンマグに置いてもいい感じだと思います。
直径は13cm。縁があるので12.5cmくらいまでの容器なら被せて使えると思います。
ただ、「ちょっとスモーク」なので、あまり大きめなクッカーに被せると充分に煙が生き渡るのかどうかは分かりませんが、シェラカップやマグくらいなら問題ないでしょう。
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小型で場所も取らないし、いつでも気軽にスモークできちゃうので、小さな容器にスモークチップを入れて道具ケースに入れておけば、いつでも気軽にちょっとスモークが楽しめるという点では面白いアイテムだと思いました。
琺瑯は匂いがつきにくいということで、パッケージでも同社のマグが使われてますが、ただ中が真っ白で黄ばんだら嫌なので、使う時はアルミホイルとかを被せて使用した方がいいかもしれませんね。
実際にチタンマグとシェラカップでスモークにチャレンジ
今回はチタンマグとシェラカップで試してみます。
- コップやボールなどの入れ物に食材を入れて本体を被せる。
- スモークチップを1つまみ入れてターボライターで加熱。
- スモークチップが全体的に黒く焦げて煙が十分に出るまで加熱して、蓋をする。
- 容器に開いた穴から、中に煙がこもってほんのりスモークされる。
10分から20分で出来上がるということなので、そこまで強いスモーク効果はないようですが、試してみたいと思います。
まずはアルミホイルをカップに被せておいて食材を置いていきます。
「ちょっとスモーク」なので大した量は作れませんが、蓋も閉まるくらいの量を入れます。マグの方は深さがあるのでポテチを入れてみました。
広葉樹のブレンドをひとつまみ入れて、ターボライターで着火。
蓋をすると煙はほとんど漏れてきてませんね。
20分経ちました。
スモークの香りがします。1枚頂いてみると美味しい!
これはスモークしたチップスの味だ。いい感じに香りが付いていて、ポテトチップスは全然いけますね。
中のチップを交換して、チップは煙が通る穴の下までなら入れていいようです。
次はシェラカップでやってみましょう。
煙を軽く当ててるだけですから、見た目はそんなに変わっていませんが、やはり熱も加えてスモークしたものと比べるとチーズは物足りなさがありますね。
アーモンドは美味しい!ほのかにスモーク風味を感じます。
やはり、気軽にちょっとした香り付けをして楽しむというアイテムなんでしょう。
ポテチは結構いけたので食材によっては楽しめると思います。
【ホスール】キャンプマット極厚25mm 税込2,573円
続いては「キャンプマット極厚25mm」。筆者は2,582円で買えました。少し変動していますが大体2600円前後で買えるようです。
絶妙サイズ!?のクローズドセルマット
見た瞬間、とてもいいものに出会ったんじゃないかと思って即購入しました。
以前、クローズドセルマットで極厚30mmというのをご紹介したことがあります。確かに断熱性はすごかったものの、その分かなりインパクトのある大きさでした。
今回のマットは、現状1番流行ってる厚みのクローズドセルマットと、ちょっと大きすぎるかと思ったマットの間くらいなので絶妙サイズの可能性があるんです。
横幅は61cmなので、ちょっとワイドなクローズドセルマットと同じくらいですし、サイズの問題だけなので、個人的には車で行くキャンプだったら”あり”な範囲内に収まってるんじゃないかと思います。
キャプテンスタッグのEVAフォームマットと比較すると、4cmくらい幅が大きい。
パネル1枚あたりの奥行も3cmくらい大きくなっているので、上から見るとかなり違うなと感じます。
折りたたんだ時の高さを抑えるために、パネル1枚あたりのサイズも大きくしたんでしょう。マット本体の厚みは確かに5mmくらい増えてる感じはします。
結構弾力があって、密度もそれなりにあるマットだと思います。
筆者が今一軍で使ってるニーモのスイッチバックと比べてみると、やはり厚みはある感じです。
ただ、ニーモのマットは、ギュっと詰まってる感があるというか、しっかりしてるのでどうかなっていう感じです。あと重さは大きい分もちろん重たいですよ。
ニーモのマットが407gキャプテンスタッグは244g。マットの密度の差だと思います。
今回の極厚25mmは552gということで、このサイズなりに重さも増えたという感じですよね。
3つのマットの寝心地と断熱性を比較
それでは寝心地を確かめてみましょう。
まず3つ並べてみました。右がキャプテンスタッグ、真ん中がニーモ、そして左が極厚キャンプマットです。
マット自体のサイズがかなり違います。
ニーモは横幅も狭くて、持ち運びを意識したコンパクトサイズ。
キャプテンスタッグはまあまあ広めでオートキャンプ向けなサイズですね。
極厚マットはさらにもう一回り大きな感じですね。サイズ感からもゆったりした寝心地が期待できます。
あと厚みだけでなく、密度も結構違いがあって、踏み比べてみるとかなり違いますね。
キャプテンスタッグとニーモを比べると、ニーモの方がちょっと硬めで弾力がありますが、それと比べてもさらに硬めで、かなりしっかりしたマットという感触です。
横になってみると全然違います。
ちょっと硬めなのでふわふわしたクッション性はありませんが、地面の硬い感じは全く伝わってきません。
物理的に厚みがあるので、比べると全然寝心地が違います。
思った通り25mm厚はかなりいいですね。サイズが大きいのも、広くて寝る時は快適です。
では保冷剤を使って断熱性を確かめてみましょう。
保冷剤をマットの下に敷いて、完全に筆者の主観による肌感覚でどのくらいで冷たさを感じたか計測してみます。
まずはキャプテンスタッグのマットから。
1分経たずしてかなりの寒さを感じるようになりました。1分過ぎたあたりで顔がだいぶ冷たくなりましたから、一般的なマットだとこのくらいの能力ということですね。
続いてニーモ。やはり違います。
おそらく凹凸加工が深いのとマット自体の密度の違いがあるんだと思います。
やはりこの厚みのマットにしては性能は高めだと思いますが、それでも冷えてきた。1分30秒過ぎたあたりで寒いと感じるようになりました。
ではいよいよ極厚マット。これは強い。乗っただけで分かる安心感。
全然冷たさは感じません。下に保冷剤があるのは全く分かりません。5mmでこんなに違うのか・・・冷たくないんですよ。
遠くで冷たさを感じる程度にはなりましたが、寒いとまではいかないですね。
手で触っても確かに若干冷えてる感じはしますがそれもわずかで、2分以上当てた結果寒いと感じるまでには至りませんでした。
やはりこのマット一般的なものより5mm厚くしたことで、断熱性・クッション性が大幅に向上していました。
アルミ蒸着が貼ってあることで、熱を反射してくれる効果とは全く違い、物理的に一気に性能が高まったという実感が得られるマットだと思います。
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大きい&重いので徒歩のキャンプや登山には向かないと思うけど、車で行く人なら全然使えるレベルの大きさ。これだけ性能がアップするなら、25mm厚はいいんじゃないかと思いました。
【キャプテンスタッグ】「香る」真空二重タンブラー240 税込2,090円
最後はキャプテンスタッグの「香る」真空二重タンブラー240のブラックが出ておりました。
人気の真空二重タンブラーに新色登場
渋い!バンドックのトングもそうですけど、ここ数年ブラックがずっと流行ってますよね。
筆者は、この「香る」真空二重タンブラーのシルバーを持ってるんですけど、まず名前の通り真空なんです。
同じ二重構造をしていても、中に空気が入っている注空タイプだと、ある程度の保温保冷はできるものの、長時間温度をキープすることはできません。温度を長時間キープするなら、やはり真空ということで、裏を見るとシールの下に栓がしてあります。
あと、真空の場合は丸みを帯びた形状にするのが難しいそうです。
ワイン等を入れて回して香りを楽しむような目的でこの形にしたそうなんですけど、水圧をかけながら作ることで、真空なのにこういう風にできたということです。
口当たりのところも丸く作ってあって、まるでガラスのコップのような感触。
そういうこだわった真空タンブラーを筆者はコーヒーとかを飲む時に使っていますが、最初は3色だったのがいつの間にかブラックとブロンズとグレーも出ていました。
カラー展開が増えるということは、きっと人気なんでしょうね。
このコップについては「この色が増えたよ」っていうだけの話なんですが、私もちょっとブラックギアの魅力に魅せられて買ってしまいました。
2024 進化するギア4選 まとめ
いかがだったでしょうか。
それぞれに機能性やデザインが進化していてやっぱりキャンプ道具って面白いなと思いました。
これからもどんどん新しいものを発掘していきたいと思いますので、2024年もよろしくお願いいたします。
最後までご覧いただきありがとうございました。