連合栃木が春闘方針を発表 17日に2千人規模の総決起集会

連合栃木は9日、県庁で会見し、今年の春季生活闘争・春闘の取り組み方針を発表しました。

去年の春闘では、基本給の水準を底上げするベースアップ・「ベア」と勤務年数などによる「定期昇給」を合わせる、と国内全体の賃上げ率が3.58%と約30年ぶりの高水準になりました。

連合栃木では物価高や人手不足などさまざまな課題を抱える中、「格差の是正」や「働き方の改善」などを進めるため、賃上げ分3%以上、定昇含め5%以上を目安に掲げます。

特に中小企業などについては、前の年に比べ1千5百円引上げ、1万5千円以上を要求の目安とする他、最低賃金は時給1200円以上を求めます。

連合栃木は今月17日、宇都宮市のオリオンスクエアで2千人規模の春闘総決起集会を開く予定です。

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