鹿沼市の佐藤信市長は９日、「４０８億８千万円」となる新年度の一般会計当初予算案を発表しました。
鹿沼市の新年度の一般会計当初予算案は、４０８億８千万円で前の年度に比べて８億６千万円率にして２．１％減りました。予算規模としては過去５番目の大きさです。
主な事業は、子どもが安全・安心に成長できる環境づくりとして、第２子の保育料無償化や紙おむつの処分費用の助成、それに来年度中に市内にある全ての保育園と幼稚園に防犯カメラの設置などに合わせておよそ６億円を計上しました。また、新規事業としては、福祉に関する複合化・複雑化した課題や制度の狭間となる課題を抱える市民の支援ニーズに対応するため包括的な相談窓口として「福祉まるごと相談室」の設置に１千万円を盛り込み、支援体制の強化を図ります。
そして、水源地域の振興に向けての事業としては、市の西北部地域の交流拠点となる、国内有数のアウトドアメーカー「スノーピーク」が運営するキャンプ場が、４月にオープンするのに合わせ、観光ＰＲなどに１億２千万円を充てました。
