姉妹都市・ビクトリア(カナダ)の中高生、18年ぶり盛岡に受け入れ

 

 盛岡国際交流協会(鎌田英樹理事長)は2024年度、カナダ・ビクトリア市からの中高生受け入れ事業を18年ぶりに再開する。盛岡市側の働きかけで実現し、5月に10人程度が訪れる予定。25年の姉妹都市締結40周年に向け、機運醸成と交流促進につなげる。

 現地から中学2年から高校2年の生徒を10日間ほど受け入れ、市教委や高校と協力してホームステイや通学体験を行う。費用152万円は協会が負担する。盛岡ビクトリア友好協会(岩動孝会長)と連携し、市民交流イベントも検討する。

 ビクトリアからの生徒受け入れは1993年度に始まり、2006年度までに6回、計88人に上ったが、その後休止した。23年5月に現地を訪れた当時の谷藤裕明盛岡市長がマリアンヌ・アルト市長に働きかけ、再開にこぎ着けた。

© 株式会社岩手日報社