レバークーゼン戦完敗に「監督だけの問題ではない」 重鎮ミュラーが厳しい言葉を飛ばす

バイエルンが首位攻防戦を落とす。[写真:Getty Images]

バイエルンのドイツ代表FWトーマス・ミュラーがチームに厳しい言葉を飛ばした。

バイエルンは10日のブンデスリーガ第21節でレバークーゼンと対戦。勝ち点2差で追いかける首位との直接対決だったが、18分の失点が重くのしかかると、後半にも2失点で0-3の完敗を喫した。

この試合では相手のシステムに噛み合うよう3バックが用いられたりもしたが、今季の公式戦31試合無敗としたレバークーゼンに通用せず。反撃が求められたが、枠内シュートも1本のみに終わった。

首位攻防戦を落として、これで5ポイント差となり、12連覇に暗雲。60分から出場した重鎮ミュラーはドイツ『スカイ』で結果に「イライラする」と落胆し、チームに苦言を呈した。

「トレーニングではもっと勇敢なんだ。なのに、僕らは勇敢さに欠ける。ここでオリバー・カーンの言葉を借りたい。僕らは頭でっかちになりすぎている」

「プレッシャーを感じるのは問題ないけど、エネルギーが必要。僕らはAからB、BからCでプレーしている。自由もないね。それが試合で欠けているものだ」

「ときには選手について話をしないといけない。監督だけの問題ではない。僕らには国際的に才能を持った選手がたくさんいるんだ。上げていく必要がある」

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