佐伯市内の26飲食店で「本まぐろフェア」 鍋、すし、丼物など自慢の料理を提供【大分県】

佐伯本まぐろフェアをアピールする関係者=佐伯市駅前のホテル金水苑
上浦産のマグロをさばく山本健マネジャー
今年も紅白対決に。手前はマグロのにぎり、左奥はフグの刺し身

 【佐伯】佐伯市の食の観光振興企画「佐伯本まぐろフェア」が、市内の26飲食店で開かれている。市と市観光協会の主催。昨年と同じく、市産のマグロ(赤身)とフグ、ヒラメ、タイ(白身)の紅白対決方式を採用。JRグループのデスティネーションキャンペーン(DC・4~6月)に合わせて例年より期間を延長し、5月6日まで開催する。

 鍋、すし、丼物、コースなど参加各店がマグロ、フグ、ヒラメ、タイを使った自慢の料理を提供。限定メニューを扱う店もある。対象の魚料理を食べて答えると、抽選で5千円分の食事券や地域特産品の詰め合わせが当たるアンケート(QRコードからスマホ、タブレットで応募)も行う。

 今月初め、フェア参加店のホテル金水苑で発表会があった。田中利明市長、岩本光生協会長が「佐伯に来てもらいたい。DCに向けた起爆剤にしたい」とあいさつ。鮮度壱番の山本健マネジャーが上浦産マグロをさばく実演を見せて会場を盛り上げた。

 この後、試食会があり、「まぐろステーキ膳」などを楽しんだ。参加店を代表して同ホテルの佐藤認(みとむ)総支配人が「佐伯の食材を紹介するいい機会。評判を高められるよう頑張ります」と誓った。

 問い合わせは市観光案内所(0972.23.3400)。

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