上海港の保税LNG充塡、23年は26万立方メートル超

上海港の保税LNG充塡、23年は26万立方メートル超

上海港で保税LNG充塡サービスを受ける外国籍船舶。(1月5日撮影、上海=新華社配信)

 【新華社上海2月12日】中国の上海税関はこのほど、2023年の上海港保税液化天然ガス(LNG)充塡(じゅうてん)量が前年比98.5%増の26万立方メートル余りだったと発表した。

 上海港は現在、停泊地での燃料充塡、バンカリング船による停泊中船舶、ロールオンロールオフ船(RORO船)への燃料充塡などを恒常的に行い、フランス海運大手のCMA CGMやイスラエル海運大手船のZIMなど世界の海運企業が上海港での燃料補給を選択している。「船から船への保税LNG充塡」サービスが、上海国際海運センター建設に新たな魅力を加えている。

 上海港は中国で初めて、世界で3番目に「船から船へのLNG燃料充塡」サービスを始めた港で、22年3月に中国初となる国際航海船舶に対する保税LNG充塡サービスを行った。(記者/呉宇)

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