大きさや形などが不揃いで市場に出回らない「規格外農作物」を有効活用しようと高校生が開発したパンなどの商品が2月12日、多古町の道の駅で販売されました。
規格外のカボチャを使って作られた「クロワッサン」や「あんパン」、「パイ」それにパンプキンスープ。これらは県立多古高校の園芸科の生徒たちがフードロス削減や地域の活性化を目的に授業で栽培したカボチャを使って2023年9月から地元の企業と協力するなどして研究を重ね開発したものです。
「道の駅多古あじさい館」では12日午前10時から販売が開始され、商品化に携わった高校生6人が来店した人たちの対応にあたりました。
わずか1時間10分ほどで合わせて200個のパンと約50杯のスープが完売となり高校生たちは手応えを感じている様子でした。
この販売会は2月23日も午前10時から行われる予定です。
購入者は-
「商品にならなかった野菜とかを商品にするのが凄い」
生徒は-
「さまざまなお客さまに買っていただいてうれしい」
「このことを知ってもらってもっと農業高校の価値を上げていければ良いと思う」