ヤングケアラー同士や支援者たちが交流 「とちぎヤングケアラーフェスティバル」開催

 家族や身近な人のケアを日常的に担っている「ヤングケアラー」。こうした若いケアラー達の交流を促し、支援する催しが12日、宇都宮市で開かれました。

 宇都宮市のミナテラスとちぎで行われた「とちぎヤングケアラーフェスティバル」。

 「ヤングケアラー」は、本来大人が担うと想定される家事や家族の世話などを日常的に行っているこどものことで、責任や負担の重さから学業や友人関係などに影響が生じてしまうケースも少なくありません。

 この催しは、一人で問題を抱え込んでしまいがちになるヤングケアラーたちが、楽しみながら交流し、同じような境遇の仲間や支援者との新たなつながりをつくるきっかけにしてもらおうと開催されました。

 12日は、自身も小学生の時からヤングケアラーとして家族の世話をしていた一般社団法人ケアラーアクションネットワーク協会の持田恭子代表理事による講演が行われました。

 また、家族や進路などの悩みについて相談ができるスペースも設けられました。

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