次世代に豊かな海を 有害物質による海洋汚染防止へ 都内でパネルディスカッション

 プラスチックなど有害化学物資による海洋汚染をなくすことをテーマにしたパネルディスカッションが、2月6日に東京都内のホテルで開かれました。

 このパネルディスカッションは、海洋環境保全に取り組む「日本財団」などが立ち上げた団体「Back to Blue」が、次世代に豊かな海を引き継ごうと開いたものです。

 会議では冒頭、日本財団の海野光行常任理事が「ここで得られた議論の結果を世界に発信することで、日本を含む世界各国で化学汚染に対するアクションのきっかけになれば」とあいさつしたほか、ビデオやプレゼンテーションなどを通じて有害化学物質による危機的な海の状況が説明されました。

 パネルディスカッションでは、海洋汚染に詳しい専門家が海洋汚染のデータが不足している問題や、グローバルなプラットフォームの必要性などについて活発な意見を交わし、海洋汚染ゼロの実現を呼びかけました。

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