パドレスが「3人目の外野手」を確保 プロファーと再契約で合意

ロースターの40人枠に外野手が2人しかいない状況が続いていたパドレスが「3人目の外野手」を確保した。日本時間2月13日、パドレスは自軍からFAとなっていたジュリクソン・プロファーと1年100万ドルで再契約を結ぶことで合意。米メディア「FanSided」のロバート・マレー記者によると、プロファーは年俸100万ドルは別に、出来高で最大150万ドルを獲得できるという。まだ外野手が不足しており、パドレスは今後も少なくとも1人、おそらく2人の外野手をチームに加えることが予想されている。

まもなく31歳の誕生日を迎えるプロファーはレンジャーズ時代に球界ナンバーワン有望株として大きな期待を背負っていた選手であり、2018年に打率.254、20本塁打、77打点、10盗塁、OPS.793と自己最高の成績をマーク。2019年にアスレチックスで20本塁打を放ったあと、2020~22年の3シーズンはパドレスで活躍した。

昨季はロッキーズへ移籍したが、111試合で打率.236、8本塁打、39打点、1盗塁、OPS.680と調子が上がらず、8月下旬に解雇。その後、パドレスとマイナー契約を結んで9月上旬にメジャー復帰を果たし、14試合で打率.295をマークした。結局、メジャー10年目の昨季は2チーム合計で125試合に出場し、打率.242、9本塁打、46打点、1盗塁、OPS.689という成績を残している。

マイク・シルト監督は「彼はプロだ。我々がよく知っている選手だし、クラブハウスでも非常に人望があり、スイッチヒッターでどこでも守れる優秀な選手だ。戻ってきてくれて嬉しいよ」と再契約を歓迎。現在、パドレスのロースターの40人枠にはフェルナンド・タティスJr.とホセ・アゾカーの2人しか外野手がおらず、プロファーとの再契約により、ようやくメジャー契約の外野手だけでスタメンを組むことができるようになった。

MLB公式サイトでパドレスを担当するAJ・カッサベル記者は、今回の再契約を「完璧にフィットする。パドレスは外野手の層が薄く、プロファーはサンディエゴでプレーすることが大好きだ。そして、彼はほかのチームと比べて、サンディエゴで好成績を残してきた」と高く評価。左翼プロファー、中堅アゾカー、右翼タティスJr.が暫定のレギュラー外野陣となっている。

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