先週、群馬県で四国犬が子どもなど12人を襲う事案がありました。そんな矢先、県内でも迷い犬の目撃が相次ぎ、不安を口にする住民もいます。
10日の午後1時半ごろ、佐久警察署からこんな防犯情報が配信されました。
「大型犬1頭が目撃されましたリードが切れており現在も確保されていません十分に注意してください」
通報した佐久穂町の男性に、話を聞きました。
■通報した男性
「頭からしっぽまでこのくらいかな、スラッとしていて。妻たちが車に乗っていて良かったけど、俺は外にいてお父さん犬犬って、うわーーと思って。吠えるとかそういうことはなく、ここへきてじゃれるようなかんじですーっと向こうへ行った」
雪かき作業中に大型犬が自宅の庭に入ってきたということです。犬は、リードはなかったものの、首輪に追跡用のアンテナのようなものがついていて、猟犬のようにも見えたということです。
■通報した男性
「孫がいて庭で遊んだりするので犬が来れば…四国犬のことがあって心配になって」
この男性の頭をよぎったのは…群馬県伊勢崎市の公園の近くで、小学生を含む男女12人が四国犬にかまれ負傷した事案。この犬は市に登録されておらず、狂犬病の予防注射も受けていませんでした。警察によりますと、県内では12日にも御代田町で中型の迷い犬が目撃されました。10日に佐久穂町で目撃された大型の迷い犬とは違うとみられています。警察が捜索に当たりましたが、いずれも発見には至っていません。