中国産ウズラの卵、国産と偽装して販売 逗子の食品会社と社長、容疑で神奈川県警が書類送検

神奈川県警

 中国産のウズラの卵を国産と偽って販売したとして、神奈川県警は13日、食品表示法違反(原産地虚偽表示)の疑いで、逗子市の食品会社と同社の男性社長(44)=葉山町在住=を横浜地検横須賀支部に書類送検した。

 書類送検容疑は、昨年1月13日、中国から輸入したウズラの卵の水煮が原材料のピクルスを、国産と偽って表記した瓶に詰め、県内の百貨店に4本販売した、としている。店頭では1本800円(税抜き)で販売していたという。県警によると、社長は容疑を否認している。

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