渡邊雄太がグリズリーズ移籍後初出場し11点を記録 チームメイトも「素晴らしかった」と絶賛

日本時間2月13日(現地12日)、メンフィス・グリズリーズの渡邊雄太がフェニックス・サンズから移籍後初めて試合に出場した。ホームで行なわれたニューオーリンズ・ペリカンズ戦、途中出場した渡邊は25分プレイして、11点、2リバウンド、1アシスト、2スティールを記録。得点は今季シーズン最多タイだった。

渡邊は第1クォーター途中にコートイン。前半はシュートをすべてミスして1リバウンドにとどまったものの、後半にこの試合初得点を挙げて以降はシュートの精度も高まり、第3クォーターに5点、第4クォーターに6点を記録した。また、ディフェンスでもCJ・マッカラムにシュートを許さないなどタイトなマークが際立っていた。

一時最大25点差をつけられたグリズリーズは、渡邊の攻守にわたる活躍もあり終盤には5点差まで詰め寄って見せた。最終的には87-96で敗れたものの、渡邊がチームに与えたインパクトは大きかったことを仲間たちも認めている。渡邊が以前グリズリーズに在籍していた頃からの仲であるジャレン・ジャクソンJr.は、「雄太は素晴らしかった。彼が戻ってきて良かったよ。彼がどれだけハードにプレイするか、そして彼のゲームに対する感覚が素晴らしいことを知っているからね。チームにいてくれて嬉しいよ」と絶賛した。

グリズリーズは15日(同14日)にホームでヒューストン・ロケッツと対戦する。グリズリーズのテイラー・ジェンキンスHC(ヘッドコーチ)は、渡邊に加えて10点、7リバウンド、2ブロックを記録した新加入のラマー・スティーブンズの2人について、「彼らには本当に感銘を受けた。チームに刺激を与えてくれたし、後半はとても素晴らしかった」と話していただけに、ロケッツ戦でも渡邊には長いプレイタイムが与えられそうだ。

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