強アルカリイオン電解水 製造販売を開始 安全・高洗浄力・環境低負荷 SDGs推進へ 糸魚川二幸

生成機を導入して製造・販売している(同社で撮影)

糸魚川市押上2の糸魚川二幸(小林保廣社長)は、環境事業の一環で「強アルカリイオン電解水」の製造・販売を始めた。高い洗浄力を持ちつつ、環境面の負荷軽減を実現する同製品を通じてSDGs(持続可能な開発目標)を推進する。

県の補助金を活用した新規事業。生成機を導入し、450ミリリットル入り(税込み550円)、10リットル入り(同5500円)、20リットル入り(同8800円)の3タイプで取り扱っている。PRを兼ねて、1月末までに市内小中学校などに10リットル入り計100箱を無料配布した。

同製品は、水を電気分解して作る無色無臭の洗浄液。油汚れなど酸性の汚れに強く、pH13・1の濃度の強アルカリで頑固な汚れもきれいに除去し、除菌・消臭効果も発揮する。

100%水でできているため、界面活性剤や化学物質は一切含んでいない。環境面に優しく、すすぎ作業が大幅に軽減されるのもメリットだ。

同社では「安心安全が売り。自社で使う洗剤も、これ(強アルカリイオン電解水)に切り替えている。環境を意識した取り組みを、企業だけでなく一般にも広げていきたい」としている。

3月末まで 「お試し」価格

なお、お試しキャンペーンとして3月末まで10リットル入りは税込み3300円、20リットル入りは同5500円の特別価格で販売している。

問い合わせは同社(電025・552・7417)へ。

同社の「強アルカリイオン電解水」

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